□ コラム最終回 (2006/3/6)

■「言いたい放題」は当サイトの名物？でもあったようですが、組織を辞めたので休止しました。
今回は組織内の観点ではなく、ムッシュが触れて感じたことをジャンル不問で発信して行きますので、前回同様ご贔屓に！m(__)m
■さて、第１回目ですが、今日はお彼岸でもあり、昨年葬祭関係の仕事を少しばかりかじった。世間一般に葬祭業はこの先 １５年は右肩上がりの産業と言われている。これはマーケットキャパがそうであって、産業がこの マーケットキャパと同じ奇跡をたどるとは限らないと感じた。
■その第１の理由はあまりにも”儲け主義”に走りすぎているからである。サービス業と思っている人が どれだけいるか疑問である。
■約１５年前までは結婚式産業が隆盛だった。これも単純に考えれば、マーケットキャパがあったからである。 この種の業界は「冠婚葬祭」を一緒に営んでいるから、今やお荷物状態になっている結婚式場が多いのでは？
■第２に「トレンドの変化」を十分に認識していないことである。
前述した結婚産業はいくら少ないとは言え対象の若者はそれなりにいる。しかし、結婚式を華やかにやる人が少なくなったのである。
■芸能人などのジミ婚が多くなったこと、親や会社関係への義理でやることへの抵抗感など、価値観の変化が起こるのである。
■最近、「家族葬」と言うのがボチボチ増えてきている。
■今から、葬祭業の５年後、１０年後を考えていないと結婚式産業と同じ羽目になるよ。葬祭業もトレンドの変化をキャッチアップする必要があると思いますよ。
■そうそう、皆さんの町にやたらと「セレモニーホール」と「葬儀社」の看板が多いと思いませんか？ムッシュの住む町には２０社あります。人口２０万の町で。
■それと、「互助会」についてここでいろいろ書くと営業妨害になるので入る前、既に入っている方は是非個別にムッシュ相談ください。

先日で２ヶ月間のプライベートレッスンが終了しました。
一応、町のＰＣ教室で”ＷＯＲＤ 中級コース”が終了するので、今後は個別に必要な時教えるということにしました。
ＰＣを習うのに二重の出費をしているのも大変ですしね。
今後はインターネットコースを受けると言うことでした。これこそ”習うより慣れ”なんですけどね。何に興味があるか が最も重要なんですね。それとそれなりの費用がかかるしね。（プロバイダー＋光で\7,000強/月のランニングコストは必要、 今ならＡＤＳＬではなく光を勧めたいが割高だし、前述の価格をどう感じるか？価格をケチってＡＤＳＬにしてしまったら、 近い将来にまた投資して光にせざるを得なくなるのは明白だし、ケーブルＴＶの売り込みが凄まじいし、おいらのお金だったら何のためらいもなく光だけどね。）

その昔おいらがＰＣを自宅に導入したきっかけがインターネット＆メールでしょうか？まだ、ダイアルアップの時代で 時間を気にしながらやっていたのを記憶しています。
”Ｙａｈｏｏ！”の掲示板で知りあった女性とメール交換、その後ゴルフをやるのに訪問したり、チャットにはまったり、 ついにはＨＰを立ち上げてしまい、ビジネスにまでしてしまった。
この過程にはＰＣを覚えるいろいろな要素を含んでいたと思います。
第１段階ではまさに「興味本位」、従ってマナーを外してしまったりもしたでしょう。
第２段階はチャットで入力の速さ、言葉遊びの面白さなどなど
第３段階では自分発信とテクニック、コンテンツの真の意味を
これらどの段階でも”楽しい””嬉しい”がいつもあったと思う。真のＰＣ教室はこれでなきゃ！しかしビジネスにならないかも？
今は第４段階かな？”つらい””苦しい”が覆い被さっているけど（爆）
そうそう、前述の生徒さんが老人会？の旅行の案内やら、最後の会計報告を作ってました。これらが本当の意味の教材でしょう。
ちなみにＥｘｃｅｌコースは受けたら、一層混乱するのでやめるように言いました。ちょっとしたものならおいらが作って単に数字を入れるだけにしてあげて”慣れる”から始まったほうがいいと思ったので。
また、Ｅｘｃｅｌを使いこなす人は何事もマトリクスを書いて物事を考え、欲しい答えの中身と結果の分析を描いている人でないと なかなか無理でしょう。ここでも関数などは手段なんですが、入り口から関数などを教えてしまうから頭がこんがらかってしまうのに・・・。
数学とまで言いませんが、統計処理を期待する人なら覚えるのは早いと思います。

話は元に戻りまずか、インターネットという手段のおかげで今では数十人のお友達＆ブレーンが全国にできたし、ｋｅｎｎｙ君とも共通の話題の一つを持つことができた。いいこと尽くめだ！？一人だけ連絡が取れない寂しさはあるけど・・・（ボソッ！）
このコラムを見て興味を持たれたＰＣ初心者の方、是非”Ｙｏｕ−Ｕ ＰＣクラブ”へご連絡ください。なんちゃって！（笑）

先日の総選挙では自民党の歴史的な大勝利だった。
政治的な話はここで論ずるつもりは無いので、ムッシュ的角度で考えてみた。

第１の勝因＝「クールビズ」
６月の衣替えの時に”トレンドウォッチング”で「クールビズ」が久々の男性ファッション業界活性化と書いたが経済効果の他ビジネス界やありとあらゆるところで「ノーネクタイ」が認知されましたね。
この立役者が「小泉純一郎」だった訳です。選挙中を含めメディア、聴衆の前ではほとんどボタン ダウンシャツでノーネクタイ。
親しみを持つでしょうね。党首討論のときも彼だけがノーネクタイ。選挙戦の間、他の自民党候補者 もほとんどノーネクタイ、はっきり言って作戦勝ちですね。
大胆な方向転換をする時のトップのあり方を「小泉首相」は実践したのです。 ・・・いくら「クールビズ」等と言ってもトップが率先して参加して初めて部下が従うのです。経団連 も協力していましたね。・・・
ビジネスの世界でも管理職が率先して自ら規範？模範を示せば変わるという典型ですかね。
さてさて、方向が外れそうなので、
第２の勝因＝「安心・安全」
小生を含め個々には不満があるものの、多くの人は小泉さんの方が「安心」と判断したのではないでしょうか？
地方自治体の某委員会に出ていて感じていたのですが、今は「安心・安全」を求めているのではないでしょうか？
”改革をとめるな”が今回のキャッチコピーだったでしょうか？野党が言うべき内容を与党が言っている訳ですから ”変革”ではない訳です。
すなわち今の延長で変わっていくと思えるので「安心・安全」と思えたのでしょう。
人気投票とまでは言いませんが、大きな流れを作れるかと言うことが、大きな戦略・戦術なのです。
今回の「小泉劇場」はあらゆる立場で教訓？参考になると思います。そうそう、決断する勇気と度胸も・・・。

おまけ
「キャッチコピー」の重要性
『改革を止めるな』と『日本をあきらめるな』の差、昔、コンシュマー商品の設計をやっていた時、どうしてもエンジニアは言い訳めいた”ネガティブ”な表現にいってしまうのを思い出した。
嘘をつかないで”ポジティブ”な言い方をどう考えるか！ここが知恵の出しどころであって、お客の心を掴むのだと改めて考えさせられました。

ここ１ヶ月間女性に訪問ＰＣ教室を行った。
３０代前半ですからキーボードには慣れ親しんでいた。入力速度はむしろおいらより早いと思う。
このような方が、なぜお金を払ってＰＣを習いたいのか？がマーケットリサーチとしては大事なのである。
インターネット、メールとそこそこ操作はできるのだから必要なさそうに思ったが、彼女の目的は自分が 先生をしているある事のプログラムやら、名簿やらを作りたいがどうやっていいのかが分からないと言うのです。

えっ！インターネットが使えて、メールが操作できて入力に不都合は無いのにと考えさせられます。 が、自らやりたいことをＰＣに向かってできないと言うのです。Ｙａｈｏｏ！のサイトは見ることができるが、 探したいものをどうやって見つけたらいいのかとか、メールも仕事上の情報を受身で見るだけだそうです。
また、入力に至ってはその昔ＷＰ（ワープロ）があったのでキーボードアレルギーが無いと言うだけとか。 要するにＭＳのアプリである”Ｗｏｒｄ”や”Ｅｘｃｅｌ”と言ったものを使って所望の資料が作れないのである。
いわゆる「入口の壁」ってやつでしょうか？

無理も無い話しである。ムッシュのように１日８〜１０時間もＰＣに向かっていればおのずと慣れるが、 やりたいことがある時だけＰＣの電源を入れるような頻度ですから、分からないより忘れてしまうでしょう。
先週で一応目的のプログラムを作り終えたので、一旦終了してまた、新たにやりたいことがあったらスポットで 教えることにしました。

ＰＣに慣れている人は「検索エンジン」の利用の仕方が多分上手なのだと思います。「キーワード」の使い方、 的確なキーワードを見つけるとか。
それと今回を含めて人を教えるので自分も”Ｗｏｒｄ”を随分勉強しました。いろいろ使いこなせばできるのを 発見しましたが、別に”Ｗｏｒｄ”でなくても同じことを”Ｅｘｃｅｌ”など別なアプリでもできるので今後もあまり”Ｗｏｒｄ” は使わないでしょうが・・・。

それとＰＣを覚える秘訣は「習うより慣れろ！」と常々言ってましたが、もう一つはこんな資料を作りたいと言った 具体的なページデザイン、レイアウトが頭で描けることがＰＣを使いこなす近道だということを改めて感じました。
メーカーの”ヘルプデスク”のようなところに聞けば多分親切に教えてくれると思うけど、聞き方も要領を得ないのかな？
やはり「習うより慣れろ！」かな？
”Ｗｏｒｄ”や”Ｅｘｃｅｌ”は手段だってことが分かったらＰＣは使いこなしていると大見えきって言ってもいいレベルですよ。

先日、いつもところでいつものようにお酒を飲んでいたら、おいらが長年勤めていた某製作所をリタイアされた方がほろ酔い？で入ってきてボランティアの話をし始めた。
あまり聞く耳を持っていなかったので中身はどんなことだったか定かではないが、『やってやっている』『やってくれない』と言う言葉がやたらと耳についた。
よくあることだが、某製作所を６０才でリタイアした後の生き方が、なかなか難しいようである。
一般的にではあるが、某所を６０才でリタイアされる方はお家は１軒建てて、更にはリニューアルまたは建て直しそれらのローン返済は大概は終わって定年を迎える。、退職金はそれなり？（程度が難しいけど、）そして厚生年金＋企業年金で退職前と遜色ない収入があり生活にはあまり問題は無いと思われる。
そこで会社しか知らない（正確には某製作所の自分が勤めていた事業所、更にはその部署に係わる人、物、事象しか知らないのである。）したがって思考のロジックは自分が長年勤めたところが”善”となってしまうのである。
時間は当然あり、あくせく働かなくても生活ができるので、リタイヤ組の”流行”であるボランティアなんていう名の集団を作ったり、参加したりするのであろう。
自分のスキルは前述の会社でのポジションであったり、技術しか持ち合わせていないのに、あたかもそれが絶対のように押し付けたりしているのではないでしょうか？
リタイヤ後にＮＰＯに参加する人にも同様の人がいそうである。（前述同様おいらは参加したことがないので想像の域を超えないので、戯言と読み流していただきたいが。）

言いたいことは、『やってやっている』そして、地域の問題を地方議員さんに駆け込み、今度は行政が『やってくれない』と言うのはいかがなものか？である。
どうせやるなら自分が『楽しい』とか仲間に入れて貰って有意義な時間を過ごさせていただいているなどと考えるようになれば、『やってやっている』（見返りを期待しているからこういう言葉が出るのでは？）等と思わないし、口にもしない。

そもそも、おいらがスピンアウトした理由の一つには生涯現役を考えた部分もあった。（現実は想像をはるかに超えて厳しかったけど・・・）一度仕切り直しをしたので、少しは老後の生活設計を考えられるようになったので、ここ１，２年では大筋の道筋を決めたいと思っている。
おいらは労働に見合った対価を稼ぎ出せることを常々考えているけどね。しかし、先日もおいらが事業家として尊敬するお店のオーナー（まだ３０前半の女性ですが）から新しいお店を出すのにスタッフを集める為の名刺を至急作ってほしい、言われ酔っ払っているのに一晩？（大げさか、３時間位かな？）かけてデザインして印刷して翌日お店に持って行って今回はサービスでいいよ！なんていうお人好しですけど、おまけにお店での飲食代、代行含めて「諭吉」くん１枚使ってしまったので”アホ”かも(爆)
新しいお店のおねぇちゃんは２０人程度集めると言うし、その子たちの名刺のオーダーはおいらに来るので、まっ、このくらいのサービスは当然かも？出入りが激しいので注文頻度も高いしね。
来月オープンすると言ってたから、開店祝いにお花とご祝儀で「諭吉」３枚か、やっぱしお人好しかなぁ？？？